妊娠4ヶ月(12~15週):優子、“出生前検査”を通して命の重さを問う【健診レポ特別編】

皆さん、こんにちは!

道産子グータラ主婦の“優子”です!

さて本日の健診レポは、いつもと少々趣向が異なる“特別編”として、5回目の様子をお届けしてきます。

何が“特別”なのかと申しますと、前回のレポ内でもお伝えしたように、今回の第2子“はなちゃん(仮)”の妊娠に際しては、年齢的に“高齢出産”に挑むことになるワタクシ、優子。

そのため、お腹に中にいる胎児が特定の疾患である確立を算出する出生前検査“クアトロテスト(母体血清マーカー検査)”を受けることを決め、検査を予約。

そしてつい先日、実際にそのテストを受けてきたのです。

そこで今回は、そんな出生前検査“クアトロテスト(母体血清マーカー検査)”をはじめとした出生前検査にスポットを当てた内容でお話させて頂きたいと思います。

クアトロテストの対象となる3つの疾患

では最初に、出生前検査“クアトロテスト(母体血清マーカー検査)”の対象となる、

✔ダウン症候群

✔18トリソミー

✔解放性神経管奇形

これら3つの疾患について見ていくことにしましょう。

ダウン症候群

<原因>

  • 21番目の染色体が3本あることによる染色体異常

<主な症状>

  • 知的発達や運動能力の発達の遅れ
  • 心臓や内臓の病気を合併する可能性の上昇

生まれてから合併症をいかに早く見つけ、適切な治療を行えるかが重要です。

近年は早期からの療育や、特別に配慮された教育により、成人後も社会生活を営む環境が整いつつあります。

18トリソミー

<原因>

  • 18番目の染色体が3本あることによる染色体異常

<主な症状>

  • 重度の知的障害
  • 心臓の形の変化

赤ちゃんにはお腹にいる段階から目立った発達の遅れが見られます。

生まれてから1歳になるまでの死亡率は90%と非常に高いの特徴ですが、最近では積極的な治療により5~10歳ごろまで生存可能になってきています。

解放性神経管奇形

<原因>

  • 妊娠初期における神経管の形成異常

<主な症状>

  • 脳や脊髄での障害
  • 二分脊椎(脊椎が正常に形成されない)
  • 無脳症(頭蓋骨が正常に形成されないため、脳が発達しない)

妊娠15週から受けられるクアトロテスト(母体血清マーカー検査)では、妊婦さんから採血した血液中の4つの成分を測定することで、母体年齢のみに依存しない妊婦さん一人ひとりの確率を算出します。

この確率と、“カットオフ値”という基準となる確立を比較し、カットオフ値より高い場合は“スクリーニング陽性”、低い場合は“スクリーニング陰性”という診断結果が出されます。

私の場合、結果が告知されるのはおよそ2週間後。

これは担当医であるI先生のお言葉ですが、「クアトロテスト(母体血清マーカー検査)による“陽性”あるいは“陰性”の診断結果は、99%の的中率を誇る」とのこと。

つまり、どちらに転がろうとも、下された判定結果を疑う余地は無い…というわけですね。

そして、この段階で“陽性”が出た場合は“羊水検査”へと進み、さらに詳しく調べることになります。

結果によって“中絶”という辛い選択をする場合、日本では妊娠21週までしか手術を受けることが出来ないため注意が必要です。

そして、手術による母体への負担や影響を考慮すると、当然ながら早い段階で決断するに越したことはありません。

妊娠週数によっては数日で答えを出さなくてはいけないケースもありますので、パートナーとよく話しあうことが何よりも大切になるでしょう。

ちなみに、このクアトロテスト(母体血清マーカー検査)には健康保険が適用されませんので、費用は全て自分持ち。

私の場合は20000円の検査費用が掛かりました。

さらに精度を高めた“NIPT”という方法も

さて、上記では出生前検査のひとつである“クアトロテスト(母体血清マーカー検査)”について簡単にご説明させて頂きましたが、現在ではさらに新しいタイプの出生前検査“NIPT(母体血胎児染色体検査)”が登場し、広がりを見せています。

クアトロテストよりも高精度で陽性・陰性の判定ができる“NIPT(母体血胎児染色体検査)”は、妊娠12〜18週の妊婦さんが対象で、クアトロテストと同じく採血によって行われます。

妊婦さんの血液中を流れる、胎児が妊娠組織を通ったごくわずかな細胞の染色体を調べることにより、赤ちゃんの染色体検査を行うことが出来るのです。

そんな中、ここにいくつかの興味深い報告が挙げられています。

日本での検査開始から1年後にメディアを通して伝えられた、“NIPT(母体血胎児染色体検査)”の現状に関する内容です。

✔検査開始から1年の間に、国内では7700人の妊婦さんが“NIPT(母体血胎児染色体検査)”の検査を実施

✔7700人のうち、“陽性”の判定が出たのは142人(1.8%)

✔“陽性”が出た142人のうち羊水検査を受けたのは113人で、ダウン症が70人、18トリソミーが34人、13トリソミーが9人という結果に

✔“陽性”の判定が出ながらも、1割(13人)の妊婦さんにおいては、実際に異常は見られなかった

そして…最後にお伝えする“これ”こそが、出生前検査によってもたらされたリアルな現実として、受け止めなければいけないものだと私は思います。

今後、検査を検討されている方は、心してお読みください。

「“陽性”が確定した97%の妊婦さんが“中絶”という道を選択」

うち、2名の方は羊水検査を受けることなく手術を受けたということです。

私は、この97%の妊婦さんを責める気にはなれません。

むしろ、その決断には敬意を表します。

ここではっきりと申し上げたいのは、これは私が出生前検査を受けた妊婦のひとりとして、自らの身を庇うつもりでの発言ではないと言うことです。

お腹を痛めて産んだ、私の“とぉくん”…愛おしくて愛おしくてたまらないのは、言うまでもありません。

しかしその反面、“とぉくん”の生意気な態度にイラつき、時には本気で声を荒げることもしばしば。

たとえ相手が赤ちゃんや幼児、ましてや血の繋がった自分の子どもであったとしても、ひとりの人間に対して沸き起こる当たり前の感情をぶつけたくなる時もあるのです。

つまり、実際に子育てをしてみてわかったこと。

それは、「我が子だから」「可愛いから」そして、「自分は親だから」という理由だけでは、決して「聖母マリアにはなれない」ということです。

しかし、そんな我が子の存在が本当に心の底から大事に思うからこそ、「産まれ来る子の将来、そして今育まれている子の将来」のためにも、大きな決断をしなくてはいけない時があるのだと…

何度も言いますが、今私はただただ、本当に“はなちゃん(仮)”の生命力を信じるのみなのです。

最後に…

ここはいつものように、“アレ”で締めくくるとしましょう!

妊娠15週(15w)を迎えた私の体と、“はなちゃん(仮)”のエコー写真です!

kenkoushindan-fifth-2 エコー写真と一緒に、前回(13週/13w)の状態と比べてみましょう。

kenkoushindan-fifth-3 kenkoushindan-fifth-4

エコー写真では、頭の大きさを示すBPDの値が、24.7mmから32.2mmに変化。

“はなちゃん(仮)”の着実な成長の跡が伺えますね!

一方、私自身の体はと言うと…こちらも順調に“ボテ腹”へと近づいております。

タオル一枚では、お尻を隠しきれなくなってきました(笑)

続きましては、おまちかねの“4Dエコー”写真です!

kenkoushindan-fifth-5

めっちゃ笑ってます!

めっちゃ怖いです!

なんか、前頭部にもうひとりの“顔”が見えます!(笑)

そして、なかなかの鎖骨美人だと思うのですが…いかがでしょう?