逆子といわれて心配しているママへ~原因と家庭でできる治し方

妊娠中期ではまだ赤ちゃんの体も小さく、羊水も多いために自由に動き回ることができます。

そのため健診にいくと「逆子ですね」と言われることはよくあることです。

逆子の90%は直るとされ、逆子と診断された人の割合も妊娠21~27週ころには約30%、30週に入ると20%に減り、最終段階のお産が始まるころには10%程度にまで下がるといわれています。

さらに、積極的に“逆子直し”をすることで、その数字は3~5%まで減らすことが可能になります。

 

妊娠後期になってくると赤ちゃんも大きくなり、羊水も減ってくるので動きにくくなり、重い頭が重力で下に向きそこで落ち着きます。

この状態を「頭位」といい、逆に頭を上にして足を下にしている状態を「骨盤位」といい、これがいわゆる逆子と呼ばれるものです。

 

妊婦健診のときに主治医の先生から「逆子だね」と言われることがありますが、この段階ではさほど気にすることはありません。

でも、出産を間近に控えた妊婦にとっては「難産」「帝王切開」など色々と不安が頭をよぎるかと思います。

逆子だからといって必ず帝王切開になるわけではなく、状態によっては経腟分娩が可能な場合もあるのです。

先にも述べましたが、逆子はお産が始まる頃には直っていることがほとんどですので、安心してくださいね!

逆子治し方

逆子で一番多いのがおしりを下に向けた体勢、これを「殿位(でんい)」といい75%がこの体勢です。

殿位にも種類があって、両足を上に伸ばした状態を「単殿位(たんでい)」、両足を曲げた状態を「複殿位(ふくでんい)」といいます。

状態によっては経腟分娩も可能なことがあるようです。

その他に、両足や片足を下に向け立っている体勢を「足位(そくい」、ひざまずくように足が曲がった姿勢を「膝位(しつい)」といい、これは一般的に帝王切開になります。

 

逆子になりやすい体質の妊婦さんってどんな人?

まだわからないことも多いのですが、逆子には「ストレス」「冷え性」「小柄な女性」「前置胎盤」などが関係しているようです。

一番多いとされているのが、骨盤が狭いために赤ちゃんの頭が骨盤の中におさまることができずに逆子となるケースです。

「逆子は遺伝するのか?」という話ですが、遺伝はしません。

しかし、親子では体形や骨盤の形が似ることが多くあるので、母と子がそろって逆子になってしまうことは考えられます。

まれに子宮筋腫や子宮奇形、腫瘍などがあって場合にも逆子になることがあるようですね。

『日頃心掛けたい逆子を直す5つの方法』

★腹帯やガードルなどで腹部を締めつけない

★赤ちゃんに話しかけ、お願いしてみる

★赤ちゃんが回れるよう、よく動くように心掛ける

★気持ちを明るく毎日リラックスして過ごし、子宮を柔らかくしておく

★できる限りの努力を惜しまずにやってみる!

 

週数で見る逆子の対処法とは?

■妊娠中期

まだ子宮の中にも十分なゆとりがあり、赤ちゃんも小さいので自由自在に動き回っているので、この時点では逆子とは診断されません。

 

■妊娠28~34週ころ

妊娠28週以降になってくると逆子と判断され、希望すれば「逆子体操」「鍼・灸治療」をしてくれるところもあります。

ですが、ほとんどの場合このころに直るようです。

 

■妊娠34週以降

赤ちゃんも大きくなり、子宮の中で回りにくい状態になってくるころです。

逆子が直らないことを考えて産院によっては帝王切開を検討して、手術予定日を決めることもあります。

 

■妊娠36週以降(臨月)

医師や助産婦師が頭位に戻す「外回転術」をする産院もあるようです。

それでも直らない場合は38週ころに帝王切開になります。

直前に直った場合は経腟分娩に変更になります。

 

逆子の直し方あれこれ

  • 赤ちゃんに話しかける

「頭はこっちだよ~」「クルンと回転しようね~」などと、優しくお腹をトントンしながら話しかけてみましょう!

意外にもこの方法で自然と直ったのよ!というお母さんは多いのです。

 

  • 逆子体操
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医師に相談し、お腹の張りがないときに行うようにしてください。

また、疲れてしまったときやお腹が張るなどした場合には無理をせずに中止しましょう。

  • 鍼・灸
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産院によっては逆子直しのお灸や鍼をしてくれます。

ツボを刺激する方法で血行もよくなり、お腹の赤ちゃんにも刺激が加わり動きが活発になるといわれています。

足の裏の「湧泉(ゆうせん)」、くるぶしの「三陰交(さんいんこう)」、足の小指の外側で爪の生え際にある「至陰(しいん)」などのツボを刺激していく方法です。

 

  • 外回転術
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医師や助産婦がお腹の上から赤ちゃんを回転させて逆子を直していく方法です。

もちろん無理に押して向きを変えていくのではなく、あくまでも赤ちゃんが自然に回るのを手助けすると考えてください。

超音波などの器具を使い、子宮の収縮や赤ちゃんの状態をチェックしながら行いますが、破水や胎盤が剥離したりするリスクも伴いますから、十分に主治医と相談してから行うようにしましょう。

 

外回転術を行う時期ですが、その医師によって違いがあり30週でやる場合と36週以降まで待つ場合があるようです。

30週では羊水も多く直りやすい反面、元に戻ってしまうこともあるので、36週以降に行うことが多いようです。

 

費用は6000円~数万円と差がありますが、保険適用ですからこの三分の一の費用と考えてください。

点滴をしながら行う場合や、入院して行うこともあるようです。

 

この芸能人も逆子だった!

★千秋さん

母体が小柄であったこと、へその緒が首に3重も巻き付いていたため帝王切開に

★木下優樹菜さん

破水が予定日より早くしてしまったこと、逆子であったことで帝王切開に

★小森純さん

逆子体操・お灸などで9か月に頭位に戻り無事出産

★大島美幸さん

30週で逆子と言われるが、逆子体操・お灸など努力の結果32週目で直る

★山本モナさん

逆子体操や鍼灸治療を試みるも逆子は直らず帝王切開

★福田萌さん

逆子だった上に出産一か月前に破水して帝王切開

★虻川美穂子さん

なかなか逆子が直らず帝王切開で出産。因みに40歳の高齢出産

 

逆子でも経膣分娩が可能な場合もありますが、「微弱陣痛」「臍帯が頭と産道にはさまれる」「赤ちゃんの頭がひっかかる」などのトラブルが起こりやすくなります。

逆子の分娩方法ですが、陣痛促進剤や器具を使って子宮を開かせ、ギリギリまでいきまずに我慢をし、子宮口が全開になってから1~2回のいきみで一気に産むのがよいといわれています。

…やはり逆子は、出来るだけ直しておきたいものですよね。




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