江戸時代の大奥や吉原遊郭の花魁・遊女のセックス・避妊・出産事情~悲惨なので衝撃注意!

皆さん、こんにちは!

グータラ主婦の“優子”です。

さて、現在妊活中の皆さんも妊娠中の皆さんも、「昔に比べると救われている部分」があるというお話をさせていただきたいと思います。

もしも、つらい不妊治癒を受け、現在「自分以上にツライ体験をしている人間はない」と断固として感じるのであれば、今回のお話は読み飛ばしてくださったほうが良いかもしれません。

「人間の悲しみやつらさ」というのは、本来誰かと比べられるものではありませんので、昔の悲惨な女性の出産話を聞いても嫌悪感を増すばかり・・・という方もいらっしゃると思います。

人生の主役は自分。

ですので、その人生の中で一番つらい体験をしているのは自分だと感じることも不自然なことではありません。

でも・・・もしも、昔の出産事情を読んでいただき、「まだ私は頑張れる!」と現代医療に感謝し、環境にも感謝できるのであれば、私にとってこれほど喜ばしいことはないのです。

大奥の女性たちは出産しなければ一生女中のままだった

かなりの長編シリーズで「大奥」というテレビドラマが流行したことにより、ほとんどの方が大奥の存在をご存知かと思います。

たった一人の将軍様に何十人(将軍によっては何百人)の女性が集められ、集団生活を行なっていた場所であり、基本的に実家への里帰りもなかなかできません。

そして、ほとんどの大奥の女性が、自ら「将軍様の御子を産みたい」という気持ちではなく、半ば無理矢理大奥に閉じ込められた女性も多かったのです。

しかし、この時代は「女性が結婚相手を選ぶ」なんてなかなかできなかったのです。

「たまたま自分の父親が将軍家に出入りする職種であったために家族で将軍様にご挨拶…そして将軍様に見初められて、恋人と別れて大奥入り」ということもありました。

しかも、この大奥には自分以外の女性が何十人といますので、将軍様と小作りをする機会などは滅多になく、チャンスに恵まれなかった女性は一生身分は女中。

大抵の場合は、将軍の正室や以前からの側室からの推薦で、将軍様と一緒の布団に入ることが許されました。

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大奥の決まりでは女性は30歳以上になると、将軍様のお相手ができなくなります(※これを『おしとねすべり』と呼びます)。

つまり、30歳になる前に、数少ないチャンスのもと、将軍様と身体的関係を持ち、見事男児(世継ぎ)を出産すると、大奥の中でも位の高い『お部屋さま』と呼ばれるようになるのです。

ちなみに…産まれた子が女児だった場合は、「お腹さま」と区別されます。

つまり…大奥という大きな女性だけのカゴの中で偉くなりたかったら、男児を産むしかなかったのが実情。

たったの一度も将軍様に抱かれることなく下働きをしていた女性も少なくはありませんでした。

そして…大奥にはあまり語られていない悲しい事実もあります。

今では当たり前の、「自分の子を自分の手で育てる」ということができない場合も多くあったのです(自分の母乳を与えることもできない)。

これは、次の将軍になるために「母への甘え」を禁じるという意味がありました。

基本的に、お世継ぎは乳母が授乳から育児まで全て関わっていましたので、実母はその愛おしい小さな手をひいて散歩に出ることもできない…そんな悲しい背景もあったのです。

さて、ここで紹介したいのが、この『大奥』というシステムを作った「春日局」です。

春日局は、もともと徳川家光の乳母だったのですが、家光が男色家だったため女性に興味を持つことがなく、「このままでは徳川の世が終わってしまう」と考えた春日局が、家光の気を引くまでに美しい女性を集めたのがきっかけです。

春日局は、凄まじい努力家という反面、とてつもない出世意欲もあったと言われています。

ちなみに、家光の実母である「お江与」から、「私の息子を奪った」と生涯恨まれていたというお話も。

テレビドラマでは、春日局を松下由樹さん、お江与を高島礼子さんが演じていましたが、女同士の因縁やプライドがぶつかりあう姿がリアルに伝わってきました。

最後、春日局が病気で亡くなる際に、先に亡くなっていたお江与がむかえにくる…というシーンがありましたが、そのときの高島礼子さんの表情は、恨みだけではなく「よく立派に息子を育ててくださいましたね」という感情もこもった絶妙な表情だったのが印象的です。

個人的に、あの役をできるのはこの二人しかいない…と思えるほどの名作だと思います。

遊郭で働く遊女は出産することが許されていなかった

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遊郭で有名なのが、吉原遊郭ですよね。

今で言うソープランドが集合した街のようなもので、現在でも東京吉原には高級なソープランドが店を構えています。

今でこそ、「ブランド品を買いすぎちゃって借金地獄…ソープで働くしかない」という、ある意味「自分の意志」で働くソープ嬢が多いですが、当時の吉原遊郭の遊女たちは、「親の借金のために」という女性は多く、泣きながら男性と布団に入ることも多かったとされています。

しかし、この当時はコンドームという画期的な避妊具がまだなかったため、仕事と妊娠は隣り合わせの状況。

そして、矛盾しまくっていますが遊郭で遊女が出産することは原則として禁止されていました。

妊娠すると仕事ができなくなり、借金返済ができなくなるので、お店側から厳しく「妊娠しないように」と言われていたのです。

コンドームがなかったこの時代の遊女の避妊方法ですが、「和紙を小さくおりたたみ膣に入れる」というもの。

当然避妊効果なんてありません。

一晩に5人以上の男性と寝ることもあった遊女たちは、もちろん妊娠しまくりだったんです…!

遊女たちが妊娠すると、基本的には「中条流」という中絶手術を受けるのが主でした。

しかし、この中条流と呼ばれる中絶手術は、妊娠した遊女に対し「水銀」などの毒薬をまぜた丸薬を飲ませ、無理矢理に胎児を死産させるというもの。

母体への影響も強いことから、死亡するケースも多々あったのです。

でも、実はこの乱暴な中条流の中絶手術ができるだけまだマシ。

中絶費用は遊女が全額負担でしたので、お金のない遊女は、毒性のあるホオヅキの根を煎じて飲んだり、冷たい川に飛び込んで無理矢理子どもを死産させていたのです。

なんて惨い…同じ女性であれば、これがいかに母体にとっても胎児にとっても残酷なことかがわかりますよね。

しかし…こんな厳しい遊郭でも、例外とされた唯一の遊女が存在していたのです。

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遊郭の中でももっとも位の高い『花魁(おいらん)』や『太夫(たゆう)』と呼ばれる最上位の女性をご存知でしょうか?

容姿や知識なども他の遊女とは別枠クラスで、店側の扱いもまるで違う遊女。

年代などでその当時のナンバーワンの名は変わりますが、有名なのは『高尾太夫』でしょう。

こちらの「高尾」という名は、代々の人気花魁がもらえる名前で、正しくは『○代目・高尾太夫』とされていました。

その中でも伝説となっているのが、初代の高尾太夫です。

彼女は、日本史上もっとも優れた遊女と言われ、過去をさかのぼっても初代高尾太夫しか出産を許された遊女は見当たりません。

高尾太夫は、お客との間にできた子どもを出産し、自分の花魁道中に同行させたという母親でもあるのです。

同じ女性として、唯一であってもそんな例外な女性がいて良かった…と思うのは私だけでしょうか。

ほとんどの女性が、愛しい我が子と対面できないまま、中絶を余儀なくされていた時代。

ここに、私が心の底から憎む悪しき遊郭の風習というものがあります。

避妊アイテムもなく、性病の特効薬もない時代に多数の男性を相手にした女性たちは、ほとんどの場合が若くして亡くなりました。

亡くなったあとは故郷に帰れるわけでもなく、「投げ込み寺」と呼ばれるお寺に遺体を運ばれ、手厚い供養をされることもなかったのです。

そして、亡くなったあとにつけられる遊女の戒名を、皆さんご存知でしょうか?

「売女」です。

信じられない…そう思いませんか?

きっと読者の皆様も驚きと共に激しい怒りを覚えるかと思います。

私たちはこの怒りを、絶対に絶やしてはならないと思うのです。

歴史は繰り返す…と言われますが、繰り返してはいけない歴史は数知れず。

これは、次の世代に伝えて行きたい悪しき風習として語り継ぐ問題だと私は考えてます。

今の高度な医療技術や医薬品に感謝…

いかがでしたでしょうか。

今の私たちが昔に比べると、いかに恵まれた環境下で妊娠・出産をできているのかがわかりますよね。

自分の意志で自分の愛する男性と結婚し、子どもを授かる。

今では当たり前のような幸せも、昔は少し事情が異なるのです。

不妊治療の技術もどんどん発達し、不妊症の女性でも治療を受けることで妊娠できる可能性が高まるだけではなく、優れた医薬品のおかげで体調不良などもカバーしてもらえるケースがほとんど。

そして、手術や薬だけではなく、今私が愛用している葉酸サプリも、昔では考えられなかったような代物のひとつ。

私は歴史を振り返ることにより、改めて今この時代に妊娠できたことを、感謝せずにはいられません。

医療関係者の方にありがとう。

サプリ開発関係者の方にありがとう。

そして…私を支えてくれている夫と息子にありがとう。

日常生活では忘れてしまいがちな周囲のサポートに対する感謝の気持ちですが、確かに私は今、心強い人たちに支えてもらいながら出産するのです。

これは、どのママさんでも同じことですよね。

「お腹の中のはなちゃん(仮)!ママはまだ若葉マークだから頼りないかもしれないけど、環境には恵まれているから安心して産まれてね」

そんな風にお腹を撫でる優子なのでした。