考えよう!妊婦でも“都市型サバイバル”を乗り切るための防災対策

皆さん、こんにちは!

道産子グータラ主婦の“優子”です!

 

さて、突然ではありますが、あなたにとって“怖い物”とは一体何でしょう?

日本では古くから、怖い物の代表を表す「地震・雷・火事・親父」という言葉が存在しているのは、皆さんもご存知のことと思います。

 

近年、日本列島を立て続けに襲っている巨大地震。

つい先日も、九州の熊本地方で震度7の地震を観測したばかりです。

私が暮らすのは、北海道の中でも特に地震の発生が少ない地域になるため、恥ずかしながら私自身の防災意識というのは低い方だと認識しております。

 

ですが…

 

「もしも今、巨大地震に襲われたらどうしよう…」

 

現在、妊娠6ヶ月…さらには3歳の“とぉくん”を抱えながら巨大地震に遭遇でもしたら、今の私はどうなってしまうのだろう…そんな風に思ってしまいます。

 

そこで今回は、「妊婦さんでも自分の身は自分で守る」という観点から、我が家の防災事情をご紹介したいと思います。

 

我が家の“防災担当大臣”は心配性

我が家には、“防災担当大臣”なる人物が存在します。

それはズバリ、私の夫です。

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私の夫は日頃から防災意識が非常に高く、やれ「懐中電灯がどうだ、電池がどうだ…」と、一人で“もしも”の時を想定した装備品の備えに余念がありません。

お付き合いを始めた当初、私はそんな夫の行動を冷やかな目で見ておりました。

 

「命根性の汚いヤツめ…!」

 

しかし、結婚して子どもが産まれ、さらには新しい命を宿した今。

守るべき存在ができた私の夫を見る目は、多少温かみのあるものに変わってきたような気がします(あくまでも自己分析です)。

 

ちなみに、夫は防災意識のみならず、“サバイバル”という分野に対しても無駄に高い意識と知識を持ち合わせています。

と言いますのも夫は、20代前半の頃に仕事の関係でひと月のうち何日も山に籠りきりになる“ほぼサバイバル生活”を続けていた経験の持ち主。

そのため本人曰く、「僕を無人島に連れて行ったら絶対に役立つよ!」と豪語しています…

 

 

そんな防災意識の塊みたいな夫を持つと、イザという時は頼りになる(であろう)反面、日常生活では少々(いや、かなり)困ってしまうことも。

そのひとつが、私のカバンの中に勝手に“防災グッズ”を詰めるというものです。

懐中電灯を筆頭に、予備電池やサバイバルブランケット(銀色でビカビカしたシートです)、ペットボトルに入った水から“ブドウ糖”にいたるまで、カバンがパンパンになるくらい持たせようとします。

 

最初は黙って従っていた私ですが、次第にカバンからひとつ出し、ふたつ出し…

今では“懐中電灯”以外何も残されていません。

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本当は、その懐中電灯すら邪魔になるのでカバンからは除外したいのですが、夫に「お願い!懐中電灯だけは入れておいて!」と懇願され、渋々そのままにしています。

私はそんな夫のカバンを、過去にこっそり覗き見したことがあります。

すると…“キャラメル1ダース”が大事そうに入れられているのを見つけ、目が点になりました。

そのことをやんわり聞いてみると、当たり前のように「もしもの時の非常食」という言葉が返ってきたのでした…

 

あなたにも出来る“都市型サバイバル”対策

夫という名の“防災担当大臣”がいる限り、我が家の防災対策は彼にお任せしておけばいいわけですが、いつ何時襲い来るかわからないのが巨大地震というもの。

必ずしも、夫が側にいる時に遭遇するとは限りません。

 

基本的に命根性が汚い夫は、そんなシチュエーションも既に視野に入れているようで、「僕がいない時は、せめて“コレ”だけでも持って逃げてくれ!絶対に役立つから!」というものを用意してくれています。

“コレ”というのは、主に都市部での被災を想定した“サバイバルキット”です。

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サバイバルキットとは、緊急時の状況下を生き抜くために必要な最低限の装備をコンパクトにまとめたもの。

本来であれば、山歩きなどの際にメインの装備品を紛失した場合に備えて携行する非常用のキットであるため、「この装備だけで数日間を生き延びる」という極限状態を想定したアイテムがセレクトされます。

しかし、都市部での災害時にそのまま転用すると不要になるアイテムも多いため、都市部での地震には“都市型サバイバル”を想定したセレクトが必要になるのです。

 

そのため我が家では、今回ご紹介するキット以外にも、「砂漠と雪山、それに海上以外であればどこでも生き延びられる」というサバイバルキットが、夫の手によって別途用意されています…

サバイバルキットも“TPO”に合わせた選択が必要なのですね。

 

というわけで、ここからは私が夫から託されている“都市型サバイバルキット”の中身をご紹介したいと思います!

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1.LEDライト

単4電池1本で駆動するコンパクトタイプながら、70ルーメンという必要十分な光量を発揮。明るさ強弱・焦点切替機能付き。

2.アーミーナイフ

ナイフの他にもノコギリやドライバーなど、全部で10個の機能を備えたツールナイフ。唯一ハサミが付いていないので、ミニマムサイズのハサミをキーリングに付属させている。

3.サバイバルブランケット

ポリエチレンにアルミを蒸着させた保温用シート。完全防水で体が放射する熱の90%を保持。野外でも高い視認性を誇るオレンジ色仕様。

4.ライター&サバイバルマッチ

ガスライター(百円ライター)は風に弱いが、ガスの残りが一目でわかり自然蒸発しにくいという利点は大きいため、あえて採用。それに加えてどんな天候下でも着火可能な、マグネシウムを固めた“現代版火打ち石”のサバイバルマッチがあれば鬼に金棒。

5.爪きり&毛抜き

爪の割れや指先に刺さる棘ひとつで人の行動は大きく制限されてしまうため、それを防止するために必ず持ちたいケアセット。かなり重要だが市販の防災セットでも意外と忘れがちなアイテム。

6.手鏡

サバイバル下では太陽光を反射させて信号を送るために使われるが、目にゴミが入った時や顔に怪我をした際などにあると大変便利。

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7.圧縮した軍手とタオル

爪きり&毛抜きと同じく手を保護する重要アイテム(本当は皮手袋などの方が安全)。タオルは汗拭きから止血、物の固定など、1本あると何かと役立つ万能選手。

8.ラジオ

災害時における情報収集の必須アイテム。スピーカーとイヤホン、両方使えるタイプがおすすめ。スマホや携帯でも情報収集は可能だが、バッテリー温存のためにも出来るだけそうした機器の使用は控えるべき。

9.電池式の携帯用バッテリー

モバイルブースターを持ち歩くという方法もあるが、停電時は使用後に充電できなくなるため、電池式の方が安心。

10.予備電池

LEDライト、ラジオ、携帯用バッテリーで使う電池は統一させておいた方が、かさばらずに便利。

11.ケミカルライト

折ると光るポッキンライトは、懐中電灯の使用が規制されることもあるガス漏れ地域でも、安全に使うことができる貴重な光源。停電時の暗闇では、第三者への“目印”としての役割も大きい。

12.ストロー型浄水器

重たい水を持ち運ばなくても、これがあれば付属している殺菌剤と併用することで、どんな水でも直ぐに飲み水に変身させられる。

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13.薬類

主に、災害時の大敵“ストレス”からくる胃痛・頭痛・吐き気という3大症状に対応した薬をそれぞれ用意。テーピングは体の部位の固定だけではなく、傷口を塞いだり止血にも使える。持病がある人はその常備薬も忘れずに。

14.メモ帳&ペン類(鉛筆、油性ペン)

ボールペンと一緒に、芯さえあれば確実に書ける鉛筆も1本用意しておくと安心。鉛筆は、削れば火起こしの際の火種としても使える。油性ペンはペン先に火をつけると即席ローソクのような使い方も可能。メモ帳には家族や知人の連絡先を書いておくと安心。

15.ネックストラップ

使う頻度が高いツールナイフやLEDライトなどは、長めのストラップに繋いで首から下げたりベルト通しに縛ってポケットに入れておくと、直ぐに使えて便利な上に紛失も防止できる。

16.塩

熱中症対策として水と一緒に用意しておきたい一品。水の摂取だけではカリウム不足を引き起こす恐れあり。

17.針と糸

裁縫だけではなく、針は指先に刺さった棘を取り除く際にもあると大変便利。

18.コンパクトポンチョ&ビニール袋

雨具としてだけではなく、広げれば簡易的なテントのような使い方も可能。

 

まとめ

…いかがでしたでしょうか?

こうしたキットを持ち歩くか否かは別として、妊婦さんであれば普段から“保険証”や“母子手帳”、それに“お薬手帳”などはいつもカバンの中に入れておきたいですね。

“お薬手帳”は妊婦さんのみならず、持病があって病院から薬を処方されている方も普段から携行しておくと、イザという時の受診も安心ですよ。

 

備えあれば憂いなし…皆さんもぜひ一度、防災対策について考えてみてくださいね。