入れる?入れない?意外と知られていない妊婦と温泉の関係性

皆さん、こんにちは!

道産子グータラ主婦の“優子”です!

 

さて、近年巷では、“マタニティプラン”という妊婦に優しいサービスを充実させたホテルや旅館が増えてきています。

我が家でも先日、“マタニティプラン”を利用して札幌へのプチ旅行に出かけてきたばかり(詳しくは以下をご覧ください)。

妊婦や子連れママでも旅行を楽しめる!優子一家の“ためになる”札幌プチ旅行記1~出発・移動編~

2016.05.10

そうした宿泊先での楽しみのひとつと言えば、やはり“温泉”ですよね!

ところが、妊婦というのは入浴方法ひとつに関しても、普段から様々な制限が出てしまうもの(妊娠中入浴に関する記事も合わせてどうぞ!)。

しかも、それが“温泉”ともなれば、そのハードルはさらに上がってしまうという現実をご存知でしょうか?

温泉施設などでは、「妊婦は温泉に入ってはいけない(入れない)」という入浴制限を掲げている事例が多々あるのです。

 

なぜ、温泉施設では妊婦の入浴制限を設けているのか?

そもそも、本当に妊婦は温泉に入ってはいけないのか?

 

今回は、そうした“妊婦と温泉”の関係性にスポットを当ててみたいと思います。

 

妊娠中に気を付けたい“2大”入浴トラブル

まず、結論から言いますと、「妊婦が温泉に入る」という行為そのものには、何ら問題はございません!

これは「日本温泉気候物理医学会」という、温泉が健康に与える影響を研究している機関において、『温泉が胎児と妊婦に与える危険性は確認できない』と報告されていることからも、その信憑性が伺えると思います。

つまり、温泉に含まれる成分が母体に悪影響を与えるような心配は無い、ということですね。

 

ただし!

温泉に入ること自体に問題は無くても、あくまでも「自分は妊婦である」という意識は常に忘れないようにしましょう。

たとえば、妊婦が入浴する際に特に気をつけなくてはいけないのが、“のぼせ”です。

 

以下の記事でも触れていますが、妊娠中は普段よりものぼせやすくなるため、1回の入浴時間は10分を目安にした方がいいでしょう。

【リラックス注意】妊娠中の入浴は『10分間』のタイムリミットがある

2016.02.13

自宅の浴室とは異なり、温泉の場合は室内の“熱気”も高いため、尚のこと注意が必要です。

ちなみに、私は元からその“熱気”に対して非常に弱い体質であるため、妊婦であるか否かに関わらず、温泉に行っても長湯ができないタイプの人間なのです…

 

また、“のぼせ”が怖い理由は他にもあります。

それが“転倒”です。

誰しも1度は経験があるのではないでしょうか?

お風呂で長湯しすぎて湯船から出た途端に、フラフラ~クラクラ~

中には「…バタンッ!」とまでいってしまった方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

私にも経験がありますが、のぼせて倒れる時って目の前が真っ暗になり、“気づいたら倒れていた”というケースがほとんど。

つまり、転倒しても意識がブっ飛んでいるため、怪我をしないように体を庇うことができないのです。

普段であれば、「あそこが痛い・ここが痛い」で済む話かもしれませんが、妊婦の場合はそうもいきません。

妊婦はお腹が大きく重たい分、倒れた際に体のどの部分よりもお腹を打つ確立が飛びぬけて高いのは、想像に容易いと思います。

 

妊娠中でも温泉を楽しむのは結構。

ですが、“のぼせ”と“転倒”にはくれぐれもご注意くださいね(←私も他人事ではありません!)。

 

 

妊娠は“病気”?妊婦の温泉NGに関係する“温泉法”という規則

さて、「妊婦が温泉に入る」という行為自体には、何も問題が無いことがわかりました。

では、なぜ多くの温泉施設で妊婦の入浴制限を設けているのでしょう?

 

簡単に言ってしまうと、全ては“施設側の都合”によるものです。

こんな表現をしてしまうと語弊があるかもしれませんが、

 

「面倒事はご勘弁を!」

 

という部分が大きいようですね。

いくら妊婦による入浴が自己責任のもとであったとしても、万が一施設内で事故が起きてしまうと、その責任を問われる可能性が高くなります。

施設側も“商売”でやっている以上、そうしたリスクやトラブルを避けたいと考えるのは当然のこと。

ですから、取り返しのつかない事態を避ける為の手段として、入浴制限という処置を講じるのも仕方がないことなのかもしれません。

 

ただ、全てがそうした“責●逃れ”が理由になっているわけではありません。

日本には温泉の保護等を定めた“温泉法”という法律があり、その温泉法第18条では『温泉を提供する者は注意事項を施設内に掲げる必要性』が謳われています。

 

ここで注目して頂きたいのが、注意事項のひとつである“禁忌症”という項目。

そこでは心臓病や貧血と共に、“妊婦”が禁忌症の1つとされているのです。

 

「妊娠は病気か否か?」

 

これは有史から続く永遠のテーマとも言えますが、ここで言う禁忌症とは、「温泉浴に注意、もしくは利用を避けた方が良い症状」を指します。

 

では実際に、禁忌症とされている一般症例を見てみましょう。

  • 急性疾患(特に熱がある場合)
  • 活動性の結核
  • 悪性腫瘍(がん)
  • 重い心臓疾患
  • 呼吸不全
  • 腎不全
  • 出血性の疾患
  • 高度の貧血
  • その他一般に病勢進行中の疾患
  • 妊娠中(特に初期と末期)

こうして見てみると、妊婦(妊娠)の入浴制限は病気としての扱いというよりも、「妊娠中はちょっとしたことがトラブルに繋がりやすいから、安全のためにできるだけ利用は避けてね」という意味合いから、禁忌症のひとつに挙げられていることがおわかり頂けると思います。

温泉施設で妊婦の入浴制限が設けられている裏側には、こうした法律による表示の義務が存在していたわけですね。

 

でも…

 

「やっぱり温泉を存分に楽しみたい!」

 

そんな妊婦さんには、冒頭でも触れた“マタニティプラン”があるホテルや旅館の利用がおすすめ!

施設によっては、客室に露天風呂が付いていたり、貸切風呂(家族風呂)が用意されているプランもたくさんあります。

家族や友人・知人と一緒であれば心強いですし、もしもの時も安心ですよね。

 

ただ、一度インターネットで検索してみるとおわかり頂けると思いますが、“マタニティプラン”を備えたホテルや旅館というのは、今の所地域によってかなりの片寄りが存在しています。

当然ながら、プランが集中しているのは東京を中心とした大都市圏で、私が住む北海道などは本当に極わずか…

 

そんな時は、“ママさん歓迎”や“お子様連れ歓迎”を謳ったプランを利用してみましょう!

チェックアウトの時間が通常よりも遅いレイトアウトになっているなど、スタンダードなプランよりもママさんに優しくなっているのが特徴です。

 

妊娠中は“マタニティプラン”や“ママさん・お子様連れ歓迎”を謳ったプランを利用して、気兼ねなく温泉を堪能しちゃいましょう!




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