2人でスタート!妊活前に知っておきたい妊娠のメカニズム

皆さん、こんにちは!

道産子グータラ主婦の“優子”です!

さて、最近よく聞く言葉のひとつとして定着した“できちゃった婚”。

これを聞いて「そんなに簡単に妊娠できるんだ」と思われがちですが、実際の統計を調べてみると、なんと健康な男女がセックスをして妊娠する確率は20%と言われています

意外なほど低いその数字に、ちょっと驚きですよね。

昔は結婚すると赤ちゃんは自然にできる…とういのが一般的でしたが、今では7組に1組のカップルが不妊症と言われ、社会現象の一つとして取り上げられています

うろ覚えの知識で迷っていては、ゴールに辿り着くまでの時間が勿体ない!

卵子や精子がどのようにしてつくられ、出会い、結ばれていくのか。

「急がば回れ」

妊娠のしくみをしっかりと把握しておくことが、ゴールへの一番の近道と言えます。

意外と知らない女性の体のしくみ

女性の体は思春期を迎えるとホルモン分泌が盛んになり、妊娠可能な状態へと変化していきます。

生殖器

生殖器は、子宮・卵巣・卵管・膣など体の中にある「内性器」と、外陰部にある恥丘・大陰唇・小陰唇・クリトリスなど外部にある「外性器」に分けられ、後者は主にセックスをスムーズにさせる役割を持ちます。

子宮

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普段は縦8㎝、横4㎝ほどの大きさの「子宮」ですが、妊娠すると赤ちゃんを育てるために自由な収縮性を見せます。

とても丈夫な筋肉で出来ており、30㎝以上も大きく伸びて10ヶ月赤ちゃんを育てる部屋となるのです。

子宮の内側は「子宮内膜」という薄い膜に覆われていて、子宮上部の3分の2を「子宮体部」、その下部を「子宮頚部」といいます。

子宮頚部の下部「膣」は、セックスの時に男性のペニスを受け入れ、出産時には赤ちゃんの通り道ともなる器官です。

卵巣

卵巣は長さ3~4㎝程のそら豆のような形をしていて左右に一個ずつあり、この中には卵子の元である「原始卵胞」が蓄えられ、原則として一回に一個しか排卵しません。

その数も人によって違い、生まれた時から決まっているため、それらを全て使い切ってしまうと「閉経」を迎えることになります。

また、同じく女性ホルモンの分泌も卵巣から行われます。

卵管

卵管は子宮の上部から卵巣につながる細長い管で、排卵された卵子を子宮まで運ぶ役目をする器官です。

卵子を受け取りやすいように先の方がラッパ状に広がり、途中の「卵管膨大部」で受精が起こります。

子宮と外陰部をつなぐ筒状の器官である「膣」の内側にはひだがあり、柔らかい粘膜で覆われています。

雑菌の侵入を防ぐため常に酸性で保たれ、自浄作用を持ち合わせます。

知っておこう、男性の体のしくみ

男性の体も同じく思春期を迎え、第2次成長期に入ると生殖器は急速に発達していきます。

陰茎や陰嚢が成熟し始めると性的興奮を覚えて勃起や射精を経験し、体内では精子の生産も始まります。

精子

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精子は精巣(睾丸)で作られるのですが、もとは精原細胞と呼ばれ約2か月半の時間をかけて精子になります。

その数は1日に5000万~1億個にも達し、昼夜を問わず死ぬまで生産し続けます。

そのため、女性は妊娠できる期間が限られていますが、男性は一生涯子孫を残こすことが可能なのです。

そう考えると、人間の本能として浮気心が芽生えてしまうのも仕方のないことなのかな…と思ってしまいますよね。

陰茎

男性のシンボルともいえるペニスは「陰茎」と呼ばれ、海綿体でできている器官です。

内部中央には尿道があり、排泄も射精も同じ道を通って外に排出されます。

射精の時には膀胱に繋がる部分が閉じて尿は出なくなり、精子のみが出てくるような仕組みです。

陰茎は普段は柔らかく垂れ下がっていますが、性的な興奮状態になると平常時の5~8倍の血液が送られ、海綿体は充血し硬く太くなる…これがいわゆる「勃起」ですね。

次に興奮状態が続くにつれ、精巣上体で蓄えられていた精子は、精管を通り精嚢から分泌された液体と一緒に射精管へ押し出され、移動していきます。

そこからさらに前立腺から出る分泌液と混ぜ合わさり、精液が出来上がります。

海綿体や尿道の筋肉収縮で性的興奮が絶頂に達したフィナーレでは、精液は激しい収縮の圧に乗って一気に尿道口に押し出され、射精が起こるのです。

また、セックスやマスターベーションだけが射精ではなく、よく寝ている間に行われる「夢精」は、若い男性によくあることです。

よく睾丸に溜まった古い精液が押し出されることで夢精するといわれていますが、古い精液はタンパク質として体内に吸収されます。

しかし、「なぜ夢精が起こるのか?」という点は、現在でも解明されていません。

神秘の世界へ!小さな命が芽生えるしくみとは

1ヶ月に1度排卵されるたった一つの卵をめぐり、1億~5億個の精子たちが競い合うことで受精は起こります。

これほど数の多い精子があるにも関わらず、なぜなかなか妊娠しないのでしょうか?

それは、妊娠成立までのプロセスが過酷だからです。

妊娠とは「排卵」「受精」「着床」の3ステップ。

では、それぞれの過程を詳しく見ていくことにしましょう。

排卵

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卵巣から排卵された卵子は、吸い込まれるように卵管膨大部に進み、精子と結ばれます。

さあ、ここからは厳しい時間制限の始まりです。

卵子の寿命は「12時間~24時間」あるのに対し、精子の寿命は「48時間~72時間」

(寿命とは受精可能な時間のことではありませんのでご注意を!)

射精直後の精子には受精能力はなく、備わるまでに5~6時間かかり、しかも受精可能な状態は36時間程度しか維持できないのです。

受精

精子は卵子を目指しますが、膣→子宮頸管→子宮→卵管へと進む間に、

形状に異常があったり動きの悪いものは自然淘汰され、元気のよい精子だけが生き残ります。

無事に卵子に辿り着ける精子は、数百個までになるといわれています。

そんな中、運よく卵管に入り込んだ精子は先ず峡部にとどまると、成熟して受精能力を獲得。

その後、卵子を感知して膨大部へと向かうのです。

 

そして、次が最後の難関です。

精子は「卵子の膜」というバリアを溶かして入り込まなくてはなりません。

ここでは早いもの勝ち!

精子はおたまじゃくしのような頭から酵素を出して膜を溶かし始めます。

一個の精子が入り込みに成功すると、卵子は他の精子をシャットアウト!受精完了です。

着床

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最終段階、生命誕生の瞬間です。

受精卵は約28時間で最初の細胞分裂を始め、分裂を繰り返しながら卵管内を移動し、約1週間で子宮内膜に到着します。

ここで受け入れ準備の整った子宮内膜にくっつくこと)ができると「着床」になり、ようやく妊娠成立となるのです。

まとめ

知っておきたい妊娠のメカニズム、いかかでしたか?

知っているようで知らないこともあったかと思います。

先ずはお互いのパートナーの体の仕組みを知り、二人で取り組むことが大切と言えますね。

以上、道産子グータラ主婦“優子”でした!