【リラックス注意】妊娠中の入浴は『10分間』のタイムリミットがある

女性のバスタイム…これに毎日癒されている方も多いと思います。

私もそんな女性の一人であり、3歳児のママであり、妊娠中のママでもあり…お風呂は私にとって大切なリラックスタイムです。

上記は、お風呂でもメガネを外すことのできないド近眼優子の入浴中の様子。

適度にアロマ風呂や悪阻のひどい時には無香料の石けんを使うなどをしてリラックスしています。

…しかし!

私はわかっているのです。

「妊婦の入浴の制限時間は10分間」だということを。

のんびり浴槽に浸かっている場合じゃありません!

早く体と髪の毛を洗わなくては…!(ついでに洗顔も!)

妊娠中の長湯が良くない理由

さて、なぜ妊婦の入浴は10分以内に終了するのが望ましいのかご存知でしょうか?

妊婦は血液と酸素を胎児に送っているので、自分自身の鉄分や酸素が不足しがち。

そのため、のぼせやすいのです。

貧血を起こして倒れてしまっては一大事!

妊娠初期はホルモンバランスが非常に乱れており、どんどん変化していく時期。

実は、子宮という臓器は熱(温度)の影響を受けやすいため、長湯は赤ちゃんを危険な目に逢わせてしまうことに繋がります。

そして、特に妊娠中期に入ると体がどんどん不安定になり、更にのぼせやすくなります。

長湯をしてしまうと、母体だけではなく胎児ともに悪影響を及ぼしてしまうことも…!!

ですので、妊娠期間中の入浴は10分間が望ましい…と言われています。

また、温度なのですが普通のご家庭では浴槽に入れるお湯の温度を『42~43度』で温度設定されていると思います。

しかし、妊婦にとっては少し高めな温度ですので、妊婦が入浴する場合は温度設定を『37~38度』の、ぬるま湯程度にしてください。

10分間以内であれば、肩までお湯に浸かっても問題はありませんが、過去にのぼせたことのある方や、のぼせやすい体質の方など、心配な方は半身浴にしてみてください。

半身浴をする際には、体が冷えないように、温めたバスタオルを肩にかけてくださいね。

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身近にある便利な“のぼせ対策”アイテム

よく、昔の時代劇やドラマで男性が入浴しているときに頭にタオルを乗せて入浴しているシーンってありますよね。

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これは、単なる“オヤジ現象”ではなく、きちんと理にかなった入浴の際ののぼせ対策なんです!

水に濡らしたタオルを頭や額に乗せることにより、湯あたりを防ぐ効果があります。

のぼせ…と言いますのは簡単にご説明させていただきますと、首から上に血液が集まり『オーバーヒート』のようになっている状態です。

頭を冷やすことにより、血液の循環を良くさせ、のぼせ対策や立ちくらみ対策にもなるというわけです。

妊娠中は足元にも気をつけて!

どんどん成長し、大きくなる赤ちゃんに大きくなるママのお腹。

足元が見えにくくなっていますので、入浴の際は転倒に注意してください。

特に、ボディソープで体を洗っているときは最大の注意が必要です!

気づかぬうちに、泡が足元に飛んでいたり、足を洗えばもちろん滑りやすくなります。

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すべり止めマットを敷いたり、ボディソープで洗った足部分は入念に洗い流してから、ゆっくりと浴槽のヘリなどにつかまって立ち上がるようにしてください。

全身を洗うときって、どの部分から洗うか…ということは個人差がありますよね。

しかし、ほとんどの方が「同時に(一気に)全身を洗う」という習慣があると思います。

※腕を洗ってはシャワーで流し、足を洗ってはシャワーで流し…という几帳面な入浴をする方はまずいないでしょう

個人的な意見として、妊娠中だけは足部分を個別に洗った方が安心できると思います。

まずは腕や首、背中、お尻、太もも部分を洗ってシャワーをかけ、その後にイスやマットに座りながら足部分を洗って最後にシャワーで流すのです。

面倒かもしれませんが、一番転倒事故の心配がない洗い方です。

トラブル防止のためにできること

基本的に妊婦が入浴するときは、周囲に誰かがいる状態ですぐにSOSを出せるようにしておいたほうが安心です。

何かあったときに対処してくれるような家族が近くにいることにより安心感も得られ、たった10分間の入浴時間でもリラックスすることができるでしょう。

しかし、理想通りにはいかないケースも多々ありますよね。

夫と二人暮らしの場合、夫は残業や出張のため一人で入浴するしかない…という場合もあると思います。

そんなときは、必ずシャワールームの扉の近くに携帯電話やスマホを用意しておき、すぐにSOSを出せる状態にしておきましょう、

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防水加工のされていない携帯電話やスマホは、念のためタオルに挟んでおいてくださいね。

いざというときに使えなくては意味がありませんので…

入浴中に破水してしまったら!?

よく、「入浴中に破水しても気がつかないのでは?」と心配する臨月の妊婦さんがいらっしゃいますが、100%ではありませんが、大抵は破水に気がつきます。

お腹の中で「ポン!」という風船がはじける感触がありますし、尿のようにチョロチョロと流れるタイプの破水でも、違和感はあるはず。

入浴中は色々な香料がまざっているのでわかりにくいかもしれませんが、破水した際には独特な生臭いニオイがあるので「破水したかも?」と思ったら、すぐにシャワー室を出て流れる液体のニオイをチェックしてみてください。

破水しているときには、感染症にかかりやすいので基本的に入浴は禁止です。

すぐに入浴をきりあげて産院に電話しましょう。

また、出産時に備えて、その出産を介抱してくださる助産師や医師に対し不潔だと恥ずかしいから…と、陣痛中であっても強引に入浴する方もいますが、二人目以降は比較的陣痛が進みやすく、10分間隔だと思っていたら、あっという間に5分間隔での陣痛になってしまうケースがよくあります。

陣痛中の入浴は、禁止している産院はあまりないかもしれませんが、これは優子の経験上、「不潔にしていたら恥ずかしいなどという気持ちはいらない」とハッキリ言っておきます。

…というよりも、出産時には「恥ずかしい」という気持ちなんて、痛みと苦しみでぶっ飛びます!(笑)

もちろん、妊娠中は免疫力が低下している傾向ですので、極度に不潔にするのは望ましくありません。

毎日お風呂に入っていれば、例えば「今日はまだ入浴していないのに陣痛がきてしまった!」という場合でも、汚いと思う助産師や医師なんていませんのでご安心くださいね!

それでは、皆さん10分間の貴重なリラックスタイムを安全に、そして快適に過ごせますように…