これが現実…子作りしたい夫婦を阻む妊娠・出産にまつわるお金の話

皆さん、こんにちは!

道産子グータラ主婦の“優子”です!

さて、突然ではありますが、今このページをご覧頂いている皆さんの多くは、いわゆる「戦争を知らない世代」と呼ばれる方々なのではないかと思われます。

かく言う私も、もちろんそのひとり。

それでも、この言葉くらいはきっと一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「産めや増やせや」

戦時中、日本では若い男性が次々と戦地へ送られ、人口が減少。

そこで政府は、国の将来を担う新しい働き手を確保するため「産めや増やせや!」と、どんどん子どもを作るように御触れを出したのです。

 

現在、日本では少子化が進み、国はそれに歯止めをかけるため、あの手この手で政策を進めています。

しかし、そこにはそう簡単に、「産めや増やせや」とはいかない現実があることを忘れてはいけません。

そのひとつが、妊娠・出産にまつわる“お金”に関わる問題です。

時代と共に変わる“子どもは作って当然”という考え方

妊娠・出産に際し、多くのママさんは、

  • 「陣痛ってどれくらい痛いのかな…」
  • 「私でもちゃんとした母親になれるかな…」
  • 「赤ちゃんは無事に生まれてきてくれるかな…」

こうした様々な不安や悩みに直面するものです。

そんな中、特に若い世代の夫婦を中心に聞こえてくるのが、

「赤ちゃんを作りたいけど経済面で不安がいっぱい…」

という声です。

不景気による非正規社員の急増や、それに伴う低賃金の常態化。

生活保護費さえも下回る手取り額では、家庭を築くことに積極的になれるはずもありません。

かつてのように正社員が当たり前で、一度入社してしまえば年功序列で給与も安泰。

老後は退職金と年金で悠々自適なご隠居生活…そんな夢物語は、既に遠い過去の話と言わざるを得ないのです。

 

一昔前であれば、「結婚したら子どもは作るもの」というのが当たり前の風潮でしたし、さらに前の世代であれば「子どもは家庭の貴重な労働力」という考えが一般的だったため、子沢山な家庭も非常に多かったですよね。

現在、私にも1人の子どもがいますが、実際に子育てをしてしみじみと感じるのが、

「昔の人はどうしてあんなにたくさんの子どもを育てられたの!?どこにそんなお金があったの!?」

 

ということです。

聞くところによると、1人の子どもを出産して大学を卒業させるまでの22年間に掛かる基本的な養育費と教育費の合計は…なんと!およそ3000万円~6000万円だとか!

私の息子はまだ3歳なので日々の子育てに際し、それほど多額のお金が掛かっているわけではありませんが、こうした将来的な現実を知ってしまうと、正直頭がテンパリそうです…

多くの若い夫婦が、経済的な理由で子作りから遠ざかってしまう気持ちは、十分に理解できますよね。

現代の親を苦しめる“当たり前”という風潮

ところで、そもそも昔の人たちは皆、お金持ちだったのでしょうか?

お金があったから、たくさんの子どもたちを育てられたのでしょうか?

私はそうは思いません。

むしろ、「お金はなくて当たり前」というのが普通の環境だったからではないか?と思っています。

 

こういう言い方をしたら語弊があるかもしれませんが、昔の子どもは皆、基本的に“ボロ”を着ていたものです。

服に穴が開けば母親が夜なべをして繕い、子どもは子どもで「●●のブランドじゃなきゃイヤだ」と駄々をこねることもありせんでした。

また、遊びに関してもDSや妖怪ウォッチ、トミカやプラレールといったオモチャなどは当然無く、自然の中で体を使った遊びをするのが当たり前。

さらに、昔の子どもが皆、今のように大学を出ているかと言えばそんなことはありません。

むしろ、十分な教育を受けられなかった人たちがほとんどでしょう。

しかし、それでも不平や不満は口にせず、それを当然の事として受け入れていました。

 

そう、昔はお金や物が無く、満足な教育を受けられなかったとしても、それが当たり前…“平等”だったのです。

そのため親も、経済的に困窮しながらも肩肘張ることなく、家庭の懐状況に合わせた子育てが出来たのです。

ところが、現代社会ではそうも言っていられません。

  • 子どもは大学に入学させて当たり前
  • 子どもには複数の習い事をさせて当たり前
  • 子どもには友達と同じ私物を与えて当たり前

自分の子どもに不憫な思いをさせたくない…

親であれば、誰もがそう思って当然です。

しかし、上記のようなそれぞれの家庭の経済状況を無視した様々な“当たり前”が、子育てをする上で大きな重荷となり、積極的な子作り(妊娠・出産)を遠ざける結果に繋がっているのは、疑いようのない事実ではないでしょうか。

ある一定以上のステータスを維持することは必須となり、それができていない家庭の子どもは…輪の外へと出されてしまう。

それが、現代社会の子作り(妊娠・出産)を取り巻く現状のように思います。

あまりにも高い“2人目”の壁

子作り(妊娠・出産)とお金に関しては、実際にこんなアンケート結果が報告されています。

夫婦の出産意識に関する調査を行ったところ、7割以上の人が「2人以上の子どもを持ちたい」としています。

しかし、実際に子どもを1人持つ人の64.8%が、「2人目の出産にためらいを感じる」と回答。

そこで、そうした“2人目の壁”の理由を見てみると、最も多かったのはやはり「経済的なきっかけ」だったのです。

  • 「家計に占める子どもの経済的な負担が大きくなる」
  • 「育児休暇が取りにくいため、仕事を続けられなくなる可能性があり不安」
  • 「子どもの学費も高く、消費税が上がるにも関わらず収入は変わらないので、経済的に心配」

こうした生の声を聞いて、皆さんはどう思われますか?

収入が変わらなければ、1人よりも2人の方が家計の負担は増えます。

そうすると、子どもに我慢をさせなくてはいけない場面というのも、必然的に多くなるでしょう。

しかし、「子どもに不憫な思いをさせたくない」という思いに変わりはありません。

結果として子どもは増えず、日本の少子化問題も加速の一途を辿るわけです。

まとめ

国もこうした現状を、ただ指を咥えて見ているだけではなく、様々な“助成金制度”を設けることで、子作り(妊娠・出産)をサポートできるよう努めています。

しかし、こうした制度は自ら調べたり問い合わせをしないことには、その詳細がわからないケースがほとんど。

そこで次回は、あなたの子作り(妊娠・出産)をサポートするお金の制度“助成金”にスポットを当ててみたいと思います。