妊娠時の悪阻(つわり)の原因・症状と乗り切る方法

妊婦にとって悪阻ほどつらいものはないですよね。

今、私は妊娠3ヶ月ですが、まさに「悪阻のピーク」と呼ばれている時期です。

残念ながら悪阻そのものは完全に治まりませんが、悪阻を軽くする方法はあるんです!

私は以下の方法で随分と悪阻を軽くすることに成功しましたので、皆さんも是非実行してみてくださいね。

念のため…悪阻(つわり)とは

主に妊娠したことにより「吐き気「胃もたれ」「頭痛」「食欲不振」「必要以上の眠気」などの不調を悪阻と言います。

悪阻の原因は様々な諸説があります。

✔毒素回避説

お腹の中の赤ちゃんを守るために母体の体質が変化し、刺激の強いカフェインや香辛料などの毒素を拒否する

胎児のアレルギー説

ママのお腹の中にいる赤ちゃんを、母体の体を構成するタンパク質とは別物として拒絶する

ホルモン関与説

絨毛から分泌されているhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)により、甲状腺機能を高めることにより嘔吐中枢が刺激される

✔胃腸のエネルギー停滞説

お腹の中の赤ちゃんに、母体の栄養を循環させる自然的なパワーや、血液中の潤いや栄養分をあげすぎて、必要な栄養素が不足する

悪阻の種類と解消法

①食べづわり

食べづわりとは、口の中に何かを入れていないと吐き気がし、強い空腹感を感じて胃がムカムカする症状

《おすすめ解消法》

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「ホットレモン」などで口の中をサッパリさせることです。レモンの蜂蜜漬けも効果があります

②吐きづわり

食事や水分を補給する・しないに関わらず、長時間の吐き気と嘔吐のある症状

《おすすめ解消法》

温かいタオルなどで、みぞおち辺りを温めると症状が緩和されることが多いです

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③眠りつわり

妊婦のほとんどが「妊娠前よりも眠くてたまらない」という症状を経験します。

実は、この「異様に眠たい」というのも悪阻の一種。

《おすすめ解消法》

眠気は「休息を欲しているサイン」と思い、時間が許すのであればとことん眠ってください。

時間がない場合は、朝のうちに家事を済ませる・体を適度に動かすなどの工夫をしましょう。

④匂いつわり

食べ物だけではなく、香水や芳香剤、石けんや化粧品の匂いなどにも敏感になり、生活臭を感じることで吐き気をもよおす症状

《おすすめ解消法》

強い匂いのするものに近づかない。

例えば、ほとんどの妊婦が「炊きたてのご飯の匂いが嫌」と言いますが、夫にお米だけ炊いてもらうなど、協力してもらってください。

化粧品や石けんなどは無香料のものに変えましょう。

⑤唾液づわり

妊娠初期に多い悪阻の種類ですが、口の中に必要以上に唾液がたまり、それを飲み込むことが困難で吐き気がするといった症状

《おすすめ解消法》

水に、レモン果汁を入れてうがいをしてみてください。

レモンの酸味で口の中がサッパリします。

また、吸水性のある食パンなどを食べて口内の唾液を減らすのも有効な方法です。

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⑥食欲不振

悪阻により、食べ物や飲み物を受け付けなくなってすまう症状。

母体や赤ちゃんへの影響が心配されるので、出来る限り解消したいところです。

《おすすめ解消法》

梅干には、胃腸の働きを活発にする作用がありますので、まずは1個ほど梅干を口に入れ、食欲を増加させてください。

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酷い悪阻症状は産婦人科にて相談

以下のようなひどい悪阻症状は、産婦人科を受診する必要があります。

  • 数日間の間に体重が5%以上の減少がある場合
  • 嘔吐した際に、血液や胆汁が混じる
  • 満腹時・空腹時に関わらず水も口にできない
  • めまいや頭痛で日常生活をおくるのが困難
  • トイレに行っても尿が出ない(あるいは少なく残尿感が激しい)

「妊娠しているのだから悪阻があるのは仕方ない…」と我慢していると脱水症状を起こすことがあり、非常に危険です。

病院では、主に尿検査でケトン体の反応を調べ、必要があれば栄養補給のための点滴をします。

場合によっては入院になることもありますので「たかが悪阻」と思わずに、つらい場合は遠慮なく受診しましょう。

悪阻をラクにする姿勢

■胃を伸ばす

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このように、お尻を地面につけた状態で正座をしながら胃を伸ばすように両手を後ろにつき、後ろににのけぞります。

これは、東洋医学で「経絡の流れを良くする姿勢」です。

胃のもたれや、胃のむかつきを解消してくれるので是非試してみてください!

■太ももを伸ばす

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このように、横向きになり、片方の足を曲げ、かかと部分をお尻につけるようなイメージで交互に繰り返してください。

■肩甲骨を温め、リラックスできる姿勢を保つ

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肩甲骨とは、いわゆる「天使の羽」と呼ばれる背中の部分です。

ここを温めることにより筋肉がほぐれ、血液の循環が良くなりますので悪阻がラクになります。

パパが協力できること

悪阻は妊婦にとっては、肉体的なことだけではなく精神的にも非常につらいものです。

そんなときは、パパの力を借りてください。

男性(パパ)の皆さん、ママはパパの想像以上に苦しんでいるものです。

少しでも協力して、ママの力になってあげてくださいね。

  • 肩甲骨の間をさする
  • 悪阻の最中のときは、できるだけ側にいて安心感を与える
  • 仕事の休憩時間などに、電話やメールでママの体調や気持ちを聞く
  • 「何かできることがあったら言ってね」など、優しい声掛けをする
  • ママが悪阻でイライラし八つ当たりしても、受け流してあげる
  • 「大変だね」「可哀相だね」など、気持ちを共感しているような言葉を使う
  • 「つらいのに頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べる

悪阻中の外出

妊娠中であっても、女性は主婦でもあります。

どうしても買い物に出かけなくては鳴ならない状態も多々ありますよね。

そんなときは、温かい麦茶などを水筒に入れて持ち歩き、外出の合間に飲むように心掛けましょう。

「食事が摂れないと赤ちゃんが栄養不足になってしまう…」と過度な心配は無用です。

特に、悪阻のひどい妊娠初期(2ヶ月ごろくらい)の赤ちゃんは、まだ小さくそんなに食べ物による栄養は必要ありません。

ママのストレスのほうが心配ですので、「食べれるときに食べたいものを食べる!」でも良いのです。

赤ちゃんのことばかり心配せずに、どうか自分のこともいたわってあげてくださいね。