増加する児童虐待…その真実について一緒にお考えください

妊活中の皆さん、妊娠中の皆さん、そして全国のママさんこんにちは!

道産子グータラ主婦の“優子”です。

今回は少し・・・いいえ、かなり重い問題にふれてみようと思います。

子どもが欲しい方や、もう子どもを宿している方…そして現在ママをしている方なら絶対に目をそらせられないことです。

・・・それは、年々増えつづける『児童虐待』問題にについて。

「愛する我が子を虐待するなんて、絶対に絶対にありえない!」

そんなママさんのほうが圧倒的に多いと思いますが、こういった意見も少なからずあるのです。

  • どもがほんの少しイタズラしたくらいでカッときて、気がついたらビンタしてました…自分が怖い」
  • 「自分の時間は持てないし、ママ友もウザイし、子どもも生意気だし…生まなきゃ良かったよ」
  • 「夫婦喧嘩の理由はいつも子ども…いっそ旦那も子どもも、いなくなればいいのに」

※こちらは、某匿名掲示板などでの書き込みです

それでは、児童虐待について詳しくご説明させていただきます。

そして、私の体験談もさせていただきますので、一緒にお考えいただけると幸いです。

児童虐待は4種類に分類されている

厚生労働省では、児童虐待を4種類に分類しています。

身体的虐待

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直接的な暴力(殴ったり蹴ったり)と、激しく揺らすなどをすることです。

※部屋の一室や押入れ(クローゼット)に拘束するということも含まれます。

性的虐待

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子どもの性器に触ったり、あるいは自分の性器を強制的に触らせることです。

子どもの前で性行為を見せるのも、こちらの性的虐待に含まれます。

※ポルノグラフィの被写体にするなども、虐待です!

ネグレクト

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家の中に閉じ込め、食事を与えなかったり入浴をさせずに極度に不衛生な環境で育てることです。

子どもへの関心がなく、子どもが病気になっても病院に連れていかないなどが挙げられます。

※よく事件になっている『パチンコをしたいがために、子どもを駐車場に放置』という車内放置も含まれます。

心理的虐待

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言葉による脅しや、あからさまな兄弟間での差別で心にダメージを負わせることです。

無視による心理的なイジメも虐待にあたります。

※子どもの前での激しい夫婦喧嘩(DV)を見せるということも含まれています。

これが“児童虐待”の現状…悲しいデータ

厚生労働省が発表した、全国207ヵ所の児童相談所への児童虐待相談件数をご存知でしょうか?

 

《平成24年度の相談件数》

66.701件

《平成26年度の相談件数》

88.931件

 

そう、どんどん虐待は増加し続けているのです。

平成27年度の上半期に、全国の警察が扱った傷害や暴行などの犯罪のうち、児童虐待に絡む犯罪は前年の同期と比べ、18.6倍増の376件。

児童虐待(児童虐待防止法違反や傷害罪、そして保護責任者遺棄罪)で検挙されるのは、実父・実母による『身体的虐待』がもっとも多く、尊い命が奪われるケースも少なくありません。

これって…もう私たち子どもを持つ親や、子どもを望む人間にとっては無視できない問題ですよね。

実録…優子が目の当たりにした児童虐待のケース

むかーし、むかし。

私が、夫とまだ恋人だった頃。

何気ない会話で、私は本当に「ふと」違和感を覚えました。

私「夫クンのお母さんって現役でお仕事してるんだよね?」

夫「うん、そうみたいだよ」

私「介護師さんだよね?ケアマネージャーさんだったっけ?」

夫「よくわかんないなぁ…僕、母親と話しないから」

母親と息子が、仲良くおしゃべりしている…そんな風景は、今でこそ当たり前になってきています。

(友達親子や、恋人親子…などと言われていますね)

でも、私たちの世代では「母親とベタベタするのは恥ずかしいこと」と感じる男性が多く、夫も同じタイプの男性だったのかと思いました。

私がほんの少し感じた違和感というのは、夫はこのとき親と同居していたということ。

同居していながらも、母親の職業がよくわからない…

それに違和感を覚えたのです。

でも、私は「まあ…男なんてそんなものなのかな。お母さんかわいそうに…」と思っていたのです。

交際をしている間に、夫が親との思い出話が何もないことに気がつきました。

夫曰く、こう。

  • 「叱られて殴られて蹴られて、真冬の外に追い出された記憶はあるけど褒められた記憶はない」
  • 「父親の職場の付き合いで飛行機に乗って旅行に行ったときに、機内で酔って嘔吐した自分をずっと介抱してくれたのはスチュワーデスさんだった(母親と父親は楽しそうに空を楽しんでいた)」
  • 「虐待されたという気持ちはないけど、愛情を感じたことは一度たりともない」

でもね…私はまだこのとき半信半疑だったのです。

『幼少期のキツイ思い出ばかりが残ってしまっただけだろう』

私は交際中、一度夫の実家にご挨拶に行ったことがあったのですが、お義母さんは本当に優しそうな方。

私は、今でも「あんなに優しく笑う女性を見たことがない」と思っているほどです。

そして…私たちは結婚することに。

結婚式って、新郎新婦のプロフィールや思い出などを綴ったパンフレット作るじゃないですか。

私たちの場合は、そのパンフレットを私の姉が作ってくれることになり、姉に「夫クンの小学生くらいのときの写真借りてきて!」と言われ、私はお義母さんに写真を借りに行きました。

すると…お義母さんは優しく微笑みながら、こう言いました。

「ないよ」

本当に夫の幼少期や学生時代の写真など、一枚たりとも無かったのです。

ですが、リビングにはたくさんのアルバムがあったのです。

私は、そのアルバムを見せていただきました。

全部、お義母さんとお義父さんのデート写真と、大量のペット写真。

私は、このときに夫が今までに言っていたことが真実だと気がついたのです。

  • 「ウチの両親仲が良くて、リビングでもエッチしちゃうから目撃しないように心掛けていた」
  • 「自分の部活での試合なんて一度も見に来てくれたことなんてない」
  • 「だから、僕も両親に対する尊敬心とかよくわからないんだ…ただただ叱られると夕食抜きになるからイイコにしてた」

…夫の思い込みなんかじゃない。

これは…虐待だ。

そう、私の夫は自分自身も気がついていない児童虐待の被害者だったのです。

そして、これはよくあるケースでもあります。

だって…すごく切ないけども、子どもにとって親は世界で唯一の存在だから。

特に幼少期は、叩かれても、蹴られても…何をされても「親の愛情を疑う」なんてできるわけがない。

悲しいけど…どんな親でも子どもにとって親という存在は『自分を良くも悪くも左右する絶対的な存在』なのです。

私は、このお義母さんとの確執をお話させてもらったことがあります。

妊娠が判明したら“必ず”夫に相談ほしいこと~姑問題

2016.01.24

お義母さんの嫁イビリが本格的になったのは、私のお腹が目立つようになってからです。

お義父さんを含めた全員が私を心配してくれたのがキッカケだったのだと思います。

特にお義父さんは、第1子の“とぉくん”を妊娠しているときに、とっても私に親切にしてくれていました。

  • 「重いものを持つときには、迷わず俺を呼べよ!」
  • 「優子さん、何か食べたいものがあったら俺が何でも持っていくからな!」
  • 「夫(息子)が頼りにならなかったら遠慮なく告げ口するんだぞ!」

そして、まだ産まれてもいないのに孫バカな発言も連発。

  • 「もう、とぉくん用のキャンプ椅子買ったよ!」
  • 「とぉくんは、きっと強い男になるぞ…しかも男前だ」
  • 「とぉくんは兄弟欲しいのかなぁ…どうする優子さん?いやマジでどうする?」

私が、お義父さんに「お腹もう動くんだよ!お義父さん触ってみて?」と言ったときの、お義父さんの嬉しそうな顔。

「いいのか!?俺の手冷たくないかな…!?ビックリしないかな!?」

このときの思い出があるから、私は今でもお義父さんを嫌いになれないのです。

しかし。

これがお義母さんにとっては面白くなかったのでしょう。

お義母さんは『いつも自分が主役』ではないと気がすまない性格だったのです。

周囲が私のお腹に注目し、私を心配する声をかけるのが、ただただ面白くなかった。

私は、お義母さんが『自己愛性パーソナリティ障害』という、自分への賛美の声が聞きたく、他人に対し異常なまでにヤキモチを焼いてしまうという心の病気だったのでは…と想像しています。

もちろん、夫への虐待についてはお義父さんにも大きな罪があると思います。

お義母さんばかりを責めることなど決してできません。

夫は、『両親と絶縁』という選択をしましたが、一度だけ…たった一度だけ私に泣きながらこう漏らしました。

「僕は母親の愛情なんて感じたことなかったけど…そんな母親のはじめての愛情表現が嫁イビリだったのかな」

私は「そんなの愛情でも表現でもないよ…」という言葉を飲み込み、ただ一緒に泣きました。

私は虐待しているの!?~そんな不安を抱えるママさんへ

ついカッとなって暴言を吐いてしまった。

夜泣きする子どもをどうしたら良いかかわらず放置して、自分は違う部屋で耳をふさいでいた。

気がついたらまだ小さな子の頬を叩いていた。

私、正直に告白しますよ?

全部、経験しています。

そして、大泣きしながら「自分は母親失格…逮捕されるべきだ」と思ったこともあります。

とぉくんに対し、「ごめんね…ママ悪いママだね…」と、心の底から謝ったことも数回。

でも、3歳になってますます生意気になったとぉくんを見ていて思うのが、「親も感情がある生き物」だということ。

そして、その感情の全てがイコール『虐待』にはならないのではと思うのです。

でも…もしも、あなたが一線を越えてしまうと不安を抱えているなら、まずは周囲に相談すべきです。

現在では育児専門のカウンセリングも豊富ですし、他人には相談事が漏れないような対策もされています。

そして、もしも自分のお子さんではなく、近所のお子さんが常時アザがついているなどの「児童虐待」の疑いがあれば、一つの命を救う『通報』という行動も大切です。

2015年(平成27年)の7月から、児童相談所への通報電話の番号が統一されました。

『189』(いちはやく)

こちらの番号は、警察や消防と同じく3桁の番号でつながります。

現在は、他人との関係が薄くなっている時代となっていますが、昔は『隣の子も自分の子』と言わんばかりに接点を持っていたものです。

この他人への無関心の時代が、現在の児童虐待の増加に繋がっている…そう思いませんか?

一般のグータラ主婦、優子の一つの感想として聞いてください。

今は、子どもにとって悪い時代でもないけど、決して良い時代だとも言えない。

だけども、その時代を現在進行形で作っているのは私たち大人。

戦争だって、大人の都合。

テロだって、大人の理想を叶えるための手段。

宗教だって、最高責任者は大人。

今一度…少しだけ児童虐待について考え直してみませんか?