マタニティ・マッサージで安心でハッピーなお産を!

妊娠とは、この上ない喜びと充実感に満たされる、女性だけに与えられた40週間といえます。

しかしその反面、体には10歳から80歳代に向かうくらいの変化が起こると言われているほど、過酷なものです。

妊娠に寄与できることとして、男性は精子の提供のみという事実から、とても残念なことなのですが多くの男性たちは妊娠~出産を女性に任せきりという現状があります。

妊娠中、体はもちろんのこと精神的に落ち込む、不安になる、イライラして八つ当たりすることもあると思います。

そんなときにはどうか旦那様には大きな器となって、奥様をサポートしてあげて欲しいのです。

女性にとってもっとも大切なものは旦那様の「愛」。

そうすることで幸せホルモンが分泌されて、お腹の赤ちゃんにもよい影響を与えることができるのです。

不快な症状にはマッサージが効く!

私たち体の中にある体内時計はとてもよくできていて、朝の光を浴びると「体は目覚め」、夜太陽が沈み暗くなると「体は眠りにつく」というリズムで支配されています。

これを「概日周期(がいじつしゅうき)」といい、また、月の満ち欠けも「朔望周期(さくぼうしゅうき)」として私たちの体に影響を与えています。

その他にも、季節による「年内周期」など、人間の体はたくさんのリズムによって支配されているのです。

そして、こうしたリズムを上手く利用すると、妊娠中に起こる様々な不快な症状を楽にすることができます。

たとえば、妊娠初期~中期に多くみられるつわり。

辛いつわりも、一日中続くことはまずありません。

そんなつわりの軽い時間帯のリズムを利用して、マッサージを行ってみましょう。

実践!妊婦マッサージ

では実際に、効果的なマッサージポイントを見てみましょう

  • 午前中に行うようにする。
  • マッサージする場所の確保。自分がリラックスできるような部屋、湿度、明るさを整える。
  • 服装は動きやすく、締め付けのないものを着用する。

※注意すること

  • 寝不足のときは避ける
  • 空腹時は避ける
  • お腹が張り出してしまったときは中止する
  • 骨盤周辺が痛みだしたときは中止する
  • 不正出血があるときは中止する

胎芽期(~妊娠8週まで)

この時期には赤ちゃんの胎のう、心音を確認できる時期。

お母さんは不安な気持ちになり、つわりが始まる人もいます。

体の緊張をほぐし、つわりの症状の緩和・予防にも有効なマッサージです。

こちらは臨月まで行うことのできる基本的なマッサージとなりますので、覚えておくとよいでしょう。

仰向けに寝ます。

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手のひら全体を使い、お腹を時計回りに5周さする。ゆっくりするのがポイント。

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両ウエストに手をあて、おへそに向かって皮膚を持っていくような感じで動かす。

5回1セットで、リンパの流れを促してくれます。

神経期(妊娠9~12週)

お腹の赤ちゃんは基本的な体ができあがり、お母さんはつわりが激しくなる時期でもあります。

おりものが増えたり、乳首の黒ずみも出てくるころです。

また、便秘や頻尿にあることもあり、精神的にも辛い時期でもあります。

仰向けに寝ます。

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手のひらでみぞおち部分を時計回りに5周さする。

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みぞおち部分に手をあて、肋骨からわき腹に沿ってゆっくりとさすっていく。

反対側も同様に、5回繰り返します。

※注意一方向にだけさすってください。

胎盤期(妊娠13週~15週)

胎盤が完成してくる時期。

赤ちゃんも胎盤からたくさんの栄養をもらいどんどんと大きくなってきます。

つわりもなくなり始めるのですが、便秘の症状が重くなってくる時期でもあります。

ここでは腸の動きを活発にするマッサージを行いましょう。

仰向けに寝ます。

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お腹全体をゆっくり三角形を描くような感じで5周さする。

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親指以外の4本で、順番にお腹に刺激を与えていきます。

ポイントは2関節分の指を使い、ぐっと押さえて上に持ち上げるような感じです。

安定期(妊娠16~22週)

お腹の中では赤ちゃんは指しゃぶりなどかわいい仕草を始め、内臓機能も完成する時期です。

お母さんのお腹のふくらみも目立ち始め、貧血に注意が必要となります。

またお腹の真ん中にある白線をマッサージすることで、お腹を無理なく大きくすることができます。

仰向けに寝ます。

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手のひらで時計回りにゆっくりと中心から外へとさすります。

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そけい部(太もものつけ根)に小指がくるように手のひらを置きます。

外側に向かって円を描くように5周繰り返してマッサージします。

成長期(妊娠23~27週)

赤ちゃんの成長はどんどんと進み、目を開けることができ、耳も聞こえるようになります。

その分、お母さんの体には負担がかかり、血行不良によるむくみや静脈瘤(じょうみゃくりゅう)ができやすくなります。

マッサージで血行やリンパの流れをよくしましょう。

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  • 壁によしかかり、両足を前に投げ出します。
  • 片方の脚は伸ばしたままで、もう片方はあぐらをかいた状態に。
  • そけい部分に中指をあてて、上に持ち上げるように軽く押します。
  • 5回1セットでもう片方の足もマッサージしてください。
  • 太ももの内側を両手で円を描くように膝の手前までマッサージします。

こちらも5回ずつ行ってください。

成熟期(妊娠28~35週)

赤ちゃんは生まれる準備をするために、頭を下に向け始める時期です。

お母さんのお腹は急に大きくなり、張りも頻繁に起こり始めて、腰痛やむくみもピークになります。

この時期のマッサージは、赤ちゃんが回りやすい状態をつくり、お腹の緊張をほぐしていくことです。

四つん這いの姿勢になる。

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腰を曲げずに体全体をゆっくり「左右に5回」ゆらしていきます。

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体全体を「前後に5回」ゆっくりと動かしてください。

臨月期(妊娠36~40週)

最終段階、赤ちゃんは少しずつ下がり始めます。

膀胱が圧迫されるので尿漏れがしやすくなり、早い人は前駆陣痛が始まることも。

ここでは産道を開きやすくして出産準備に入るマッサージを行います。

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  • 床に座り、足の裏を合わせます。(辛いときは壁に寄りかかってください)
  • できるだけペタンと床につけるように、10秒間キープ。

このときに反動はつけずにゆっくりと手で押し、これを4回繰り返します。

婦マッサージは一人でもできますが、スキンシップをするためにも旦那様が奥様にマッサージしてあげください!

そうすることで女性は安心して出産に挑むことができるのです。